アイドルんふぉ

幅広くアイドルの情報を配信しております。このブログで好きなアイドルを見つけて、アイドルの活動を見守ろう!

女性アイドルの冨田真由さんがファンに襲われ重体になっている事件で思うこと

2016年05月21日が終わりを迎えようとする20時頃、ショッキングな事件がYahoo!ニュースに掲載されました。

前代未聞のファンによるアイドル襲撃事件です。

 

20箇所も刺され、重体になっていることです。

冨田真由さんについてはこの事件で初めて名前を知りましたが、DD(誰でも大好き)なドルヲタとしてはとても心配であり、無事に生還されることを願うばかりです。

 

犯人の動機は現時点では不明ですが、このような事件が起きてしまったことの要因には近年のアイドルグループ増加による競争の加熱があると思います。

近年のアイドルは、一度でも目や耳で感じてもらうためにあの手この手を試行錯誤してプロモーションしています。

CDを買うと握手ができたり、ハグができたり、写真(チェキ)が取れたり、さらにはSNSの台頭により簡単な会話までできてしまう時代になりました。

 

努力することなく簡単に接触ができ、会話もできてしまう。しかも可愛い子と。

ファンはアイドルに対して恋愛感情を持ってしまう可能性も十分にあります。ファンとアイドルの壁はあるように見えて全く無い状態ではないでしょうか。

 

十年前くらいぼくが10歳頃、世間でネットを使う際の注意として「個人を特定できるようなものは載せるな」と耳にタコができほど言われてきました。

最近では、そのような注意を聞く機会もかなり減りました。

ユーザーのリテラシーが向上したのかと思いきやまったくそんなことはなくTwitterのツイート内容だけで居場所などを簡単に特定することができます。

アイドルだって特定されてしまうような情報をツイートしていることをよく目にします。

 

実在しない一方的な恋愛感情を持ったファンは、そういった情報を元に寄ってきてストーカー化していきます。今回の事件もそのようなことだと思います。

 

今回の事件の犯人のTwitterが特定されていますが、ツイート内容を見てみると冨田真由さんに贈り物をしていたようです。そのことについてトラブルがありこのような事態になってしまったのでしょう。

 

一見、恋愛感情と今回の事件は関係ないように見えますが、そもそも「贈り物をする」ということは大ファンもしくは好きになってしまって気づいてもらうための行為でしかないと思います。

恋愛感情さえ生まなければ防ぐことができた事件ではないかと感じます。

 

今回の事件はどうやら入り待ちして冨田真由さんを襲ったようです。

アイドルだけではなく、ファンと関わりを持つイベントを開催する演者すべてに共通する課題だと思います。

演者とファンの壁をもう少し厚くし、近すぎず遠すぎずベストな距離感を保って素敵な活動をしてほしいなと思います。